2016-10-17 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
しかし、その後、先ほど御紹介いただいたように、一九九一年の海部・ゴルバチョフ、そして九三年の細川・エリツィン、九八年のエリツィン・橋本、これはいわば川奈合意と言われているものがございます。そして、森総理とプーチン大統領によるイルクーツク声明があったわけでございます。そして、その後の二〇〇三年の小泉総理とプーチン大統領による日ロ行動計画と進んできたわけでございます。
しかし、その後、先ほど御紹介いただいたように、一九九一年の海部・ゴルバチョフ、そして九三年の細川・エリツィン、九八年のエリツィン・橋本、これはいわば川奈合意と言われているものがございます。そして、森総理とプーチン大統領によるイルクーツク声明があったわけでございます。そして、その後の二〇〇三年の小泉総理とプーチン大統領による日ロ行動計画と進んできたわけでございます。
川奈合意ができかかったのはそのような方式でございましたけれども、私は、これはロシア側にも解決しなければいけないという意思がある限りは、決して一〇〇%不可能な話ではないと存じます。ロシアは中国との間の国境紛争も解決してまいりました。しかし、基本的に今のように日ロ関係のベースが希薄であるときには、なかなか向こう側も日本とどうしても合意しなければいけないという必然性を感じないわけであります。
それから、日本でその後、それを踏まえて川奈合意がなされた。そして、二〇〇〇年ですね、二〇〇〇年、もう過ぎました、この二〇〇〇年を目標に四島帰属問題を解決しようと、こういう合意がなされたんですよね、川奈合意で。それから、平和条約締結問題日ロ合同委員会をつくろうと、ここで具体的な協議をしていこうと、こういうことも決められました。
その考え方に基づいて、その後の九七年十一月のクラスノヤルスク合意あるいは九八年四月の川奈合意、これはいずれも橋本、エリツィン両者の合意でありますし、さらに、九八年十一月、これは小渕総理にもう替わっておられますけれども、小渕・エリツィンのモスクワ宣言にも反映をされているという意味で、私は大変重要な指摘であろうし、またその考え方はずっと引き継がれておりまして、二〇〇三年一月の小泉・プーチンの日ロ行動計画
○国務大臣(町村信孝君) 川奈合意というのは大変簡単な、一行二行のものでしかないわけですが、この川奈提案というものは、これは九八年四月に橋本・エリツィン会談で、橋本当時の総理が提案をされたことを指しておられるんだろうと、こう思います。
○国務大臣(塩川正十郎君) それは、平成十年度予算の補正予算でございますが、ここにおきまして、平成九年十一月のクラスノヤルスク合意及び平成十年四月の川奈合意などを踏んまえまして、領土問題解決に向けて、ロシアの改革支援と北方四島住民支援を強化する観点から、外務省の要求を受けて約百二十億円の支援委員会拠出金が追加されました。
これは、平成九年十一月のクラスノヤルスク合意や翌平成十年四月の川奈合意などを経まして、平和条約交渉の環境整備のために、北方四島住民支援を緊急に強化するという観点から、十年度と十一年度の補正予算におきまして拠出金を追加計上したという事情でございます。 なお、平成十二年度以降の北方四島住民支援につきましては、従前のレベルに戻っておりまして、三億円強で推移しております。
クラスノヤルスク合意と川奈合意の今後の扱いについてのお尋ねでありますが、クラスノヤルスク首脳会談以降の交渉においても、四島の帰属の問題を解決し平和条約を締結するとの我が国の一貫した方針に何ら変更はありません。 クラスノヤルスク合意については、先般の私の訪ロの際、この合意に基づいて二〇〇〇年までに平和条約を締結すべく両国が全力を尽くした結果をイルクーツク声明において総括いたしました。
そこで、ちょっと大臣におさらいをさせていただきたいんですけれども、かの有名なクラスノヤルスク合意とかあるいは川奈合意というような合意の中で、今世紀に起きたことは今世紀という、二〇〇〇年ということが盛んに言われておりますが、大臣、この二〇〇〇年に、クラスノヤルスクで合意をしたことは何なんでしょうか。簡単に御説明いただきたいと思います。
本年二月の私とイワノフ外相との外相会談では、あらゆる分野で日ロ関係を発展させるという日ロ双方の方針を継続するとともに、東京宣言、クラスノヤルスク合意、川奈合意、モスクワ宣言のすべてを引き続き尊重していくことを明確に確認いたしました。特に、平和条約締結交渉についても、これらの諸合意に基づいて一貫して継続していくことを確認したところであります。
先日の私とイワノフ外相との外相会談では、あらゆる分野で日ロ関係を発展させるという日ロ双方の方針を継続するとともに、東京宣言、クラスノヤルスク合意、川奈合意、モスクワ宣言のすべてを引き続き尊重していくことを明確に確認いたしました。特に、平和条約締結交渉につきましても、これらの諸合意に基づいて一貫して継続をしていくことを確認したところであります。
○国務大臣(高村正彦君) 日ロ間の平和条約交渉については、昨年十一月の小渕総理訪ロの際に署名されたモスクワ宣言において、東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づいてこれを加速していくことで両国首脳が一致をし、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くすとの決意が再確認されているわけであります。
平和条約交渉については、モスクワ宣言において東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づいてこれを加速していくことで両国首脳が一致し、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くす決意を再確認いたしました。
○高村国務大臣 日ロ間の平和条約交渉につきましては、昨年十一月の小渕総理訪ロの際に署名されたモスクワ宣言において、東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づいてこれを加速していくということで両国首脳が一致し、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くすとの決意が再確認されたわけであります。
○小渕内閣総理大臣 私は、昨年十一月の訪ロ時にエリツィン大統領とモスクワ宣言に署名いたし、東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づいての平和条約交渉を加速していくことで一致をし、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くすとの決意を再確認いたしておるところでございます。 現在、こうしたエリツィン大統領との合意に基づき、引き続き精力的に交渉を進めております。
このモスクワ宣言において両首脳は、東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づいて平和条約交渉を加速していくことで一致して、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くすとの決意を再確認しているわけであります。また、両首脳の合意に基づき、既に先般の次官級分科会において国境画定委員会及び共同経済活動委員会第一回会合が行われるなど、精力的に交渉が行われております。
平和条約交渉については、東京宣言、クラスノヤルスク合意及び川奈合意に基づき、平和条約を二〇〇〇年までに締結するよう全力を尽くす決意を再確認いたしました。そして、国境画定委員会及び共同経済活動委員会を設置することで一致いたしました。 さらに、旧島民及びその家族の方々による四島へのいわゆる自由訪問を実施していくことでも一致し、今後の交渉に新たな指針と方向性が与えられました。
先般の訪ロの際署名いたしましたモスクワ宣言では、ロシア側の回答が伝えられたことにかんがみまして、東京宣言及びクラスノヤルスク合意、川奈合意に基づき、平和条約交渉を加速することで一致をしたところでございまして、最高責任者でございますエリツィン大統領の御意思も、この東京宣言を発したときの最初の大統領といたしまして、その熱意につきましてはいささかも衰えるものはないという認識をいたしてまいりました。
今後、日ロ間では、近々行われる私の訪ロ、十一月の小渕総理の公式訪ロ、来年のエリツィン大統領の公式訪日等、ハイレベルの間断なき対話が予定されており、政府としては、あらゆる分野で両国関係を進展させつつ、クラスノヤルスク及び川奈合意の実現に向けて引き続き全力を挙げて努力していく考えであります。
私としても、いわゆる川奈合意に沿いまして、平和条約に関するクラスノヤルスクでの合意を実現すべく、今後とも精力的に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、天皇、皇后両陛下の欧州御訪問の成功に向けて、政府として万全を期すべきとの御指摘をいただきました。